よく医師や損保会社の担当者から「整形外科は根治療法で整骨院は対症療法ですから」と整骨院での施術をその場しのぎのように聞くことがあります。
整骨院での施術はその場しのぎなのでしょうか。
整骨院で主となる施術は理学療法と言われるものですが、どこも一律ではなくそれぞれの整骨院で独自性を持った施術を行っているところも増えてきました。
この療法は電気・熱・運動・手技などで、一時的な鎮痛効果はありますが主には壊れた組織の修復を促すものです。
しかも早期治癒に大切な受傷直後の急性期(受傷後72時間以内)から適切な施術を開始します。
固定が必要な重症例でも例外ではありません。
「理学療法はその場しのぎ」というのは西洋医学を否定するものではないでしょうか。
痛みをブロックするだけの注射・投薬は根治療法でしょうか。
私には大きな疑問です。
もちろん整形外科でなければ整骨院では手の施しようのないけがはたくさんあります。
反対に整骨院でなければできない施術もあります。
理学療法は注射や投薬ほど鎮痛の即効性はありません。
しかしある程度の痛みは認識して患部をいたわる生活は必要ではないでしょうか。
いたわる生活はそんなに長くありません。
それが早期治癒に繋がると思います。
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