成長期に筋トレをすると身長が伸びない!
親御さんからよく聞かれるんですが。
私の仕事の経験から結論を言うとまったくの
「NO!!」だと思います。
わかりやすく説明すると。
身長を決める要因は「先天的(遺伝的)」なものと「後天的(生活環境)」なものに大きく二分できると思います。
先天的な要因はある程度は仕方がないように感じます。
それを変えるには奇跡的な優性遺伝に期待し、後天的な栄養・運動でどこまでフォローできるかだと思います。
成長を促すには骨の両端にある「成長線に適切な刺激を与える」ことが大切です。
筋力に邪魔されるほど骨の成長は「軟」ではありません。
よく柔道や重量挙げは身長が伸びない、バレーボールやバスケットボールは身長が高くなるとも言われますが、柔道や重量挙げでも体重が重い階級になるほど高身長になりますしバレーボールやバスケットボールは競技特性として高身長の人が残っていくのだと思います。
成長期の子供にとって「適切な刺激」とは「適度な運動」です。
「適切な運動」とは疲れを次の日に残さない運動だと思います。
そして疲れが残ったら休む。
そこで本題の筋トレですが。
筋トレも「適切な運動」です。
筋トレには大きく分けて自重を使ったトレーニングと器具を使ったトレーニングに分けることが出来ますが、成長期のトレーニングには自重トレーニングをお勧めします。自重トレーニングで効果が出なくなったら器具で軽い負荷を使ったトレーニングに変えていくのもいいと思います。どちらのトレーニングも最大の効果を得るためにも、体への危険を回避するためにも(オーバーワークで骨端線を壊すのは成長の為には大きくマイナスです)、最初は自己流ではなく知識を持った指導者に指導してもらうことをおすすめします。
最近は部活の練習で休みがなく一日4・5時間で年に360日練習という過酷な環境が多いようですが、このような環境は摂取した栄養が消費カロリーだけに使われ成長に使われる余裕がないのではないかと思います。
部活を引退したとたんに身長がグウンッと伸びるケースをよく見ます。
余談ですが。
今の子供たちは昔の子供たちと較べて身長は著しく高くなりましたが「骨太」の子供が少なくなったように感じますし「自力」が弱い子供が多くなったような気がします。ハードな部活をしているにも関わらずです。
よく言われるように木に登りの山を駆け回らなくなったのと何か因果関係があるのでしょうか。
まとめると。
バランスの良い栄養を取り、その栄養が足りなくなるような過酷な運動はしない。
摂取した栄養を成長のために効率よく使うには骨に「適度な刺激」が必要。
「適度な刺激」には「筋トレ」もおすすめ。
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